グラスゴー 1日目
もう2週間前になりますが、スコットランドはグラスゴーに行ってきました。
一応オットのお誕生日旅行という名目。
ロンドンからグラスゴーへは飛行機、電車、バスという交通手段があります。
飛行機だと1時間弱。
普通2泊3日くらいの旅行者だと飛行機を利用するのですが、のんびり電車の旅がしたいなーと思い、4時間半かかる陸路を選択。やっぱり旅情を楽しまなくちゃ!
ユーストン駅を出たヴァージン号はぐんぐん北上していきます。
持参したおにぎりを食べたり、寝たり、オットと話したりしているうちにグラスゴー到着。
オットは少し退屈していました。
暗いイメージのスコットランドだからか、明るい雰囲気の駅。お店の外観が素敵ですね。
セントラル駅から徒歩5分ほどのホテルに荷物を置いていざ観光へ!
観光へ出かける前に、なぜグラスゴーなのか、、をご説明しましょう。
ご想像の通り「建築」がお目当て。私じゃありませんよ!オットの趣味(職業)です。
今回フューチャーするのは、チャールズ・ルーニー・マッキントッシュ(1868-1928)。
「マッキントッシュを見たい」と言われたときは、「えっ、アップルはアメリカじゃ?」ととんちんかんな反応をしてしまった私・・・。
かつては産業都市として栄えたグラスゴー。いまでもイギリスの第4の都市であり、スコットランドの首都。ロンドン、エディンバラについで観光客が多く訪れるのだそうです。
街には古い建物が残り、ハリーポッターの世界。
産業都市だっただけあり、あまり観光名所はありません。マッキントッシュは観光の目玉のようで、インフォメーションセンターに行くと、「マッキントッシュ・マップ」がもらえました。
週末は開いていない所もあるので、オットが綿密な計画を立て出発。
移動は地下鉄がメイン。この地下鉄がちっちゃい!
ロンドン風に「チューブ」とは呼ばず、アメリカ風に「サブウェイ」と言います。
アメリカ系のお店も多かったし、ロンドンと違ってアメリカ好きな街みたいですね。
ちなみに、言葉は英語ですが、訛りが強く、ドイツ語みたいに聞こえます。
はじめに行ったのはここ。
お目当ては一番古い建物です。教会です。
マッキントッシュ氏は内部を改装しました。
いい写真がなくてごめんなさい。。
100年前とは思えないくらい、モダンでシックで素敵。
建築だけでなく、家具のデザインも得意としていたマッキントッシュ氏。シンプルながらも細部にちょっとお洒落さ加える。アールヌーボーの真っ只中なだけあり、曲線や装飾が多いですが、彼の作品はあくまでシンプル。私好み。
次に訪ねたのは、マッキントッシュ氏が設計した小学校。今は学校としては使われていませんが、当時のまま保存されており、中を見学することができます。
シンメトリな建物。右側が男の子の入り口、左側が女の子の入り口です。
教室。どこの国も、どの時代も変わらないですね。
椅子や机がちっちゃくて可愛い☆
机の上面がを持ち上げると教科書などを入れるスペースがあります。日本のように引き出しではないんですね。
分かるよー、その気持ち。
いつの時代も変わりません。
この時代は男の子と女の子の教育は完全に分かれていて、女の子には料理や裁縫を学ぶ部屋がありました。男の子用には科学や算数を学ぶ道具が充実していました。
学校ってなぜ夜になると怖いのでしょうか。
日が沈むと雰囲気が一変します。これも今も変わらない学校の不思議ですねー。
一度ホテルに帰り、ディナーの相談。
オットの同僚(ルイス)がグラスゴー大学で建築を学んだそうで、お勧めマップを作ってくれました。
その中から今夜のレストランをチョイス。
知らない街での食事って外れることがあるから、お勧めを教えてもらえると心強いですよね。
特にイギリスでは当たる確立のほうが低いです。。。
お勧めのレストラン、とっても美味しかったです。
二人そろって頼んだメイン。スコティッシュ・サーモン。
肉好きの私にも大満足の一品でした。
翌日もマッキントッシュ巡りです。お付き合いください。
by yukakonn-uk
| 2011-02-01 19:26
| 旅行記(イギリス国内)
S | M | T | W | T | F | S |
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 |